福島県の食材 志ら玉麩(豆麩)
本日ご紹介するのは、こちら、会津特産「志ら玉麩」でございます。
会津の観光地のお土産屋さんで購入。
商品名?正式な名前?は「志ら玉麩」ということなんですが、お土産屋のお姉さまが「まめふまめふ」言ってたので、調べたら通称が「豆麩」ということなんですね。
うん。豆みたいだわ。
私は子供の頃「お前は金魚か」と言われたくらいお麩が大好きでした。
「ここ(会津)でしか買えないよ!」って激推しされましたが、推される前からわりと買う気満々でございました。
爪くらいの大きさのまん丸いお麩です。
サイズが均一でないところに温もりを感じます。
パッと思いつく使い方だと、お味噌汁やお吸い物等の汁物でしょうか。
実際、豆麩は「こづゆ」という、会津の郷土料理である汁物に使われるそうです。
この「こづゆ」というのが、干し貝柱で出汁をとったり、きくらげが入っていたり、材料の数は縁起の良い奇数にする習わしがある、とか、ちょっと面白い。
干し貝柱、きくらげって中華料理でも出てきそう。
会津藩のご馳走で、今もお正月や冠婚葬祭の席では欠かせないみたいです。(ほんと?)
浅い朱塗りの椀で供するのがお決まりのようで、これに盛られている写真を見ると、材料は素朴ながら、お上品で素敵。
会津の飲食店では、出しているお店もあるみたい。食べてみたいな。
お土産屋さんにはこづゆが作れる材料が入ったセットも売っていて、それも興味深かったけど、まだちょっとレベル高いな、と思ってやめた。
でもやっぱ気になるから、次行ったら買っちゃうかも。
* * *
では、お料理すたーと。
とりあえず初めてだし、袋の下部に調理法が書いてあるので従って…
「うるかす」…?
…うるかす!!
わー説明書に方言きたよー?!
ということで、うるかします。
お祭りのスーパーボールみたい。
ぷかぷかかわいい。ぷかかわ。ぷっかわ。
水につけても…うるかしても、大きさにはさほど変化なし。
汁物じゃ普通でおもしろくないので、お土産屋のお姉さまが「酢の物にしたりね!」と言っていたので、酢の物にしてみました。
お麩の酢の物って初めて聞いてびっくりしたけど、調理法にも書いてあるし、ぐーぐる先生でもたくさんレシピ出てきたから結構普通なのね(?)
一応書いておきますか。
<参考にならない作り方:2人分>
・きゅうり1本 思いの向くままに切る。
・乾燥わかめ 2~3つまみくらいポイポイッと水で戻す。
・酢:大1くらい
・砂糖:大2/3くらい
・醤油:大1くらい
・昆布だし:小2/3くらい
こんな感じで調味液を作って、きゅうり、わかめ、最後に麩を混ぜる。
すみません。ザ・適当です。
作りたくなってしまったら、きちんと調べてください。
完成。
ころころまんまるの豆麩さんに合わせて、きゅうりもころころっと四角にしてみました。
見た目重視。うむ。かわいい。
お箸で拾いにくくて、非常に食べ辛かった。
ヘルシーだし、食べるのに時間取られるという点では、ダイエットにオススメ。
お麩のふわふわした食感ときゅうりのポリポリした食感が楽しい酢の物でっす。
<反省点>
・普通に考えたら水を絞ってから調味液と混ぜるべきだったんだろうけど、あんまり水を切らなかったので、ベシャッとした感じの味になってしまった。ちゃんと絞ろう。
・今使っているお酢が、酸味がマイルドなタイプのやつで、味にメリハリがなかった。酢の物は酸っぱくてなんぼではないだろうか。
別の日には、わかめとねぎでお味噌汁にした。
うるかす(この単語を使いたい)のが面倒で、そのままお鍋にポイポイッと投げ込んだけど、ミソスープをたっぷり吸い込んでじゅわっと美味しかったよ。
すすると口の中に転がり込んできて、口の中でころころっと転がる感じがおもしろかった。
購入したものは30g入り。
お土産屋さんでお値段250円で購入。
酢の物とお味噌汁で使ってもまだまだ全然残ってるぞ。
たっぷり使えそうだぞ。
袋に入った状態で20cm×6cmくらいのサイズ。
めっちゃ軽いし、こぶりで邪魔にならないし、日頃お料理される方へのちょっとしたお土産に、いかがっすか。