写真を撮るのはへたくそです。

日常は新鮮なうちに楽しもう。

福島のお菓子 オープンアップルパイ (orageno・大野農園)

orageno オープンアップルパイ。

とあるSAでお土産を物色中に発見。

オシャレ!かわいい!おいしそう!食べたい!!(思うツボだな!!)

そんな勢いで購入。

 

横30cm×奥行10cmくらいのスリムな箱に、個包装された8枚のオープンアップルサンドが入っています。

この入れ方がまたオシャレ。

普通に詰めればもっとコンパクトになってしまうところ…魅せ方って大事だと思うの!

グレー×赤×白。シンプルでモダンで、女子ウケは完璧ではないか。

 

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「オープンアップルパイ」という通り、リンゴは包まれておりません。

パイ生地のクッキーみたいな感じだね。

四角いパイ生地の上に、リンゴジャム、リンゴチップが乗っています。

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ポイントはメープルの香りでしょう。

通常アップルパイと言ったらシナモン。

シナモンがたっぷりかかっている程おいしい、なんて方もいるかもしれません。

 

しかし、シナモンが苦手な方もいますよね?(私だ)

 しっとりと甘ーく煮こまれたりんご。バターの香るさっくりとしたパイ。アップルパイは美味しいと思うのにシナモンが苦手なせいで堪能できない…。

 

私はいつもアップルパイを食すとき、どのくらいのシナモンが使われていのかと、覚悟をしながらいただくのですが、そんな人間でも覚悟を決めずに気軽に食べられる。

なんて素晴らしい組み合わせでしょう。

(世界中のシナモンの関係者様ゴメンナサイ)

 

「でもメープルじゃ、なんだか甘々になりそう…」

なんて気になる方もいるかもしれません。

たしかに、メープルの香りだと、より「スウィートなお菓子」感が増しているような気はする。

(シナモンが苦手だから比較はできない)

でもりんごの香りとちゃーんとマッチしてるよ。

 

もちろんお土産品で日持ちさせるための商品ですから、ケーキ屋さん等々で売られているようなアップルパイとは全然違います。

パイ生地は、しっとりめ。

 ジャムはしっかり詰められて、若干歯に付く。

リンゴチップは薄いので、リンゴ自体の存在感はそこまでは無いかな。

ジャムの上にのっているので、サクッとはしてない。

ってディスってるみたい??

こういう形で売っているものとしては、普通に想像通りだと思う。

 

全体的にりんごの香りもたっぷりして、ジャム&メープルから想像するよりは甘さもすっきりしているので、味は美味しい。

結論、おいしいよ。

 

生産者さん(?)を調べてちょっとグッときた。

 

大野農園さん。

福島県は石川町というところの、本物の農園さんなのですね。

ホームページもめっちゃ今時だし、農園ってどんなとこだっけ??ってなるような。

自身の農園や地元の(?)農家さんの食材を使用したピザのキッチンカーとか、カフェも展開しているらしい。攻めている。

なんと2016年の伊勢志摩サミットで、こちらのリンゴジュースが各国の代表の方に贈呈されたと書かれているではないですか。

ミーハー心が擽られてしまうわ。正直そんな興味ないけど。

 

なんと現代表は東京でファッション関係のお仕事をされていたと。

東日本大震災を機に実家を継がれたのですね。

きらびやかそうなファッションの世界から泥臭い農業への転身。(イメージ)

ドラマみたい。かっこい~。

だからパッケージもホームページもオシャレなのね。

ファッション業界も大変そうだけどね。(イメージ)

 

何だかんだ言って「人は見た目が9割」なんて本も流行ったじゃないですか。読んでないけど。

お土産屋さんは商品数も多いし、どこで見ても似たりよったり。せっかく来たのだから何か買いたいな、と思ってはいてもどうも触手が伸びない…。なんてことも多いけど、やっぱりパッケージに魅力を感じると手に取ってしまう。

それが更にちゃんと地元の物であれば買うしかないでしょ。

 

ということで、いろんなSAを見たわけではないので売ってなかったらゴメンナサイですが、若い女子やオシャレボーイへのお土産にもオススメしたい。

 

これもらったらちょっと福島のイメージ変わるよね。

 

とにもかくにも、おいしかった。

ごちそうさまです。